はじめに
2泊3日の長崎旅で選んだのは、港と街を一望する丘の上のリゾート、ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート。
「観光で動き回る日」も「ホテルで満ちる夜」もどちらも欲しい——そんな大人の旅に応えてくれる滞在でした。朝食付きプランで2連泊。実体験ベースで、客室・ラウンジ・プール・アクセスまで詳しくご紹介します。
滞在のきっかけと全体印象
- 夫婦で“ホテル時間”を楽しみたかったこと
- 丘の上ならではの夜景と静けさに惹かれたこと
- 市街地へ出やすい無料シャトルがあること
この3点が決め手。結果として、「観光+リゾート」のいいとこ取りができました。
客室:窓いっぱいの眺めと、ほどよい非日常

眺望と居心地
客室は窓が大きく、昼は港のきらめき、夜は街の灯りがゆっくりと滲みます。
部屋の間取りもゆったりとしていて、スーツケースを広げてもストレスなし。**“帰ってきたらホッとできる”**が2泊目でいっそう効いてきます。
バス・アメニティ
バスルームはゆとりがあり、湯張りして旅の疲れをオフ。足を伸ばしでゆったりと。夜景を見ながらくつろぎの時間も。 ドライヤーや基礎アメニティも過不足なく、“あれがない”が起きない安心感。 パジャマではなくバスローブタイプなので、苦手な方はお好みのものを持参しても。
(※アメニティは時期やプランにより変更の可能性あり。ネットで調べた際はメイク落としは各部屋にはないとありましたが、雪肌精のセットにありましたよ。)
バスタオルもたくさん用意されていて、連泊の場合に清掃に入らず過ごせるようになっていました。私はエコ清掃という、ゴミやタオル・アニメティ交換をお願いしました。
静けさと快適性
繁華街とは違い、夜は驚くほど静か。空調音も気にならず、よく眠れたのが翌日の観光に効きました。
ラウンジ:景色×一杯で完成する“ホテルの夜”

チェックイン後はまずラウンジへ。
ビールをいただきながら、ゆっくりと暮れていく長崎の空を眺める——この時間そのものがご褒美です。
- プールサイド利用:水着でラウンジ利用は不可ですが、スタッフの方に確認したところ**“割れないグラスでプールサイドへ持ち出し可”**との案内。
- タイミング:夕景〜夜景にかけては少し混み合うことも。席を確保してから飲み物を選ぶとスムーズでした。
- 浮き輪も2ケ用意されており、心地よい椅子もたくさんあります。ジャグジーも2つあり、プールに入っている子どもを見たがらくつろぐことも。
- お子さんの時間帯も20時までとされていて、小さなお子さんのグループとシェア時安くなってることも良かった。
- ラウンジの時間も小さなお子さんの利用時間が設定されていて、大人の静かな空間も用意されています。
プール・ジム・サウナ:無料で“整う”大人の遊び場

プール
屋外プールは非日常感が抜群。照明が灯る時間帯はまるで海外リゾート。
更衣のあとに助かったのが水着の脱水機。これがあると、部屋に戻ってからも快適です。 お子さん連れの方は朝食後、プールで楽しまれている方もいましたよ。
ジム・サウナ
滞在者は無料で利用できるのが嬉しいポイント。観光で歩いた脚をサッとほぐしてからサウナへ、のルーティンで翌朝の軽さが違う実感。
“ホテルを出ずに整う”という贅沢を味わえます。
父親と娘と皆で、一緒に会話しながらサウナなんて、なかなかないですよね♪
朝食:“旅のエネルギー補給”をゆったりと

朝食は朝食付きプランで利用。
落ち着いた空間でゆっくりとれるのが魅力。(7:30から30分毎に9:30まで時間を選ぶことができました。)
私は限定30食の長崎産天然真鯛胡麻茶漬膳を選択。(洋食・エッグベネディクト・彩り御前も)
アルコールも含めて飲み物やカレー・フルーツ等も無料でおかわりできるシステム!朝から普段とは違う空間を楽しめました。
(※具体メニュー・提供形式は時期で変わるため、予約時の案内を参照)
夕食:ホテル内か?街へ出るか?——我が家の選び方
館内ディナーは3日前までに予約推奨と聞いていましたが、**チェックイン時に“今からでもご案内可能”とのお返事。
今回は“長崎の街で地元の味を”**を優先し、無料シャトルで長崎駅方面へ。ホテルグルメは次の楽しみに残すのも大人旅の妙です。
アクセス&移動:無料シャトルで市街地へ、レンタカーは“坂&路面電車”注意
無料シャトル
ホテル〜長崎駅方面の無料シャトルが便利。出かける・戻るのリズムがつくれて、夜の外食も安心でした。19:00までだったので、早めに街へ出て、ホテルでゆっくり過ごしました。
(※運行時間・ルートは変動の可能性があるため要確認)
レンタカー
今回はレンタカー利用。
長崎は坂が多く、路面電車も走るため、地理に慣れるまで少し緊張感がありました。夜間や雨天は特に慎重に。
次回はタクシーや路面電車も組み合わせると、運転の負担を抑えつつ快適そうです。
周辺観光との相性:ホテルを“拠点”に、街・海・歴史を
- 新地中華街でランチ(江山楼の特上ちゃんぽんは“旅のご褒美”級)
- 平和公園・原爆資料館で静かに向き合う時間
- 出島や浜町アーケードで街歩き&お土産
- 2日目は思い切って佐世保・九十九島へ(シーカヤックが最高)
ホテルの静けさと、街の活気——ギャップを楽しむのがこの滞在の醍醐味でした。
パッキングと持ち物:2泊3日を軽く、でも抜かりなく
- 水着(プール利用派は必須・ホテルで有料貸し出しもあります)
- ジム用品(ホテル貸し出し有。有料)
- 軽い羽織(館内外の寒暖差対策)
- 歩きやすい靴(石畳や坂道に)
- 小さめバッグ(路面電車やシャトル移動で便利)
- 折りたたみ傘(天候の変わり目対策)
2泊3日・我が家の“ホテル時間”の使い方
1日目
- 午後にチェックイン → ラウンジで一息
- 夕景〜夜景:プールサイドで一杯
- シャトルで市街へ、居酒屋で地元の味
2日目
- 朝食後は観光・アクティビティ中心(佐世保カヤックなど)
- 帰館後はサウナ&シャワーでリセット → ラウンジで夜景
3日目
- 朝食後、出島〜街歩きへ
- 帰る前にラスト一杯で締めるのも◎
良かった点・気になった点(正直レビュー)
良かった点
- 夜景×ラウンジ×プールの三位一体で“ホテルにいるだけで満ちる”
- 無料シャトルで外食・観光が身軽
- 水着の脱水機など細かな気配りでストレスなし
- ジム・サウナ無料で2連泊の満足度が上がる
- 結婚式場も併設されており、景色をバックに写真撮影している
気になった点
- 坂道エリアにつき徒歩移動はやや大変(逆に静けさは最高)
- 売店や近くにコンビニもないので、車で出るか、無料シャトルバスになる(ラウンジなど充実している分、ホテル内で不便さは感じませんでしたが)
- 人気日程はレストラン予約のハードルが上がる(街へ出る選択肢があるので致命的ではない)
こんな人におすすめ
- 夫婦・カップルの記念日旅
- “ホテル時間”を主役にしたい大人の週末旅
- 観光もグルメも欲張りたいけれど、夜は落ち着きたい人
▶️ガーデンテラス長崎&リゾートhttps://www.gt-nagasaki.jp
まとめ:観光の“合間”ではなく、滞在そのものが旅の目的に
ガーデンテラス長崎ホテル&リゾートは、観光で高ぶった心を丁寧にクールダウンしてくれる場所。
ラウンジの一杯、プールサイドの風、静かな客室の明かり。どれもが大人の旅にちょうどいい。
**“2泊する意味があるホテル”**だと、心から思いました。
▶️長崎の旅の2泊3日モデルコースについてまとめているのはこちら
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